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好きなものを好きなだけ

君がため 惜しからざりし 命さへ ……

就職は中間副社長の秘書を希望します

私来年から就活なんですけどね?もう今から毎日のように就活の話でツライですこんにちは
しかも今度秘書検定っていうのを受けるんですけど受かるか不安すぎてだな………
てことで秘書検定取って実際に中間財閥の会社、株式会社NKMで副社長の秘書してる未来の自分の話でもしてモチベあげようかなって(妄想)






どうもこんにちは。私は25歳になりました。この会社に就職して5年目、副社長・中間淳太さんの秘書になって3年目になります。別の方の秘書をしていたのですが、中間さんの秘書をしていた先輩が結婚を機に退職してしまい、私が引き継ぐことに!



『おはよう』「おはようございます!」
副社長の出勤です!副社長が出勤したら1日の予定を伝えます。副社長は毎日1日の予定を頭に入れてから出勤するんですけど、『一応確認しときたいから毎日言うてくれ』とのこと。


「今日の予定は、10時半に株式会社WESTホールディングスの神山様と藤井様が商談にいらっしゃいます。16時からは8F会議室Bにて戦略会議がございます。それから、先ほど新規プロジェクトリーダーの重岡さんから打ち合わせしたいことがあると連絡があったのですが、何時からにいたしますか?」『あ〜〜〜〜ほな13時半からで』「13時半ですね、承知いたしました。こちらが今日の会議の資料でございます。」『おう、サンキューな』


さて、予定の確認が終わり本格的に業務開始!!
大量のメールを返したり、電話応対をしたり、アポを取ったり、資料を作成したり、副社長が出張に行くときの切符や宿泊施設の予約などなど……あ、明日の会食に持っていく手土産買いに行かないとな~何がいいかな……なんて考えていると


コンコンコン!「企画制作部の小中ですー」「どうぞ!」「失礼しまーす」企画制作部で働く小中荘太さん!「この書類に副社長のサインもらいに来たんやけど……」「かしこまりました。副社長!企画制作部の小中さんがお見えですがただいまお時間よろしいでしょうか?」『ん、大丈夫やで』「どうぞ、お入りください」副社長室のドアを開けて小中さんをお通しする。「失礼します」ドアを閉めて仕事の続きをしていると中から笑い声が聞こえてきた。そういや前に『小中は年も近いし同じ関西出身やし、面白くてしゃべってて楽しい』って言ってたっけ……5分くらいすると「ほな、失礼しますー、ありがとうございました!」と言って小中さんがでてきた。秘書室を出るときに「ありがとうな!お疲れさんです!」と声をかけてくれた小中さん!あの笑顔がステキ~~~~!副社長も言ってたけど、お話も面白いし優しいし、そういえば前に廊下ですれ違った同い年くらいの女子社員の子たちが「小中さん良いよね」みたいな会話してたっけ……あれ?でも彼女いるって聞いたことあるような無いような………モテるんだろうな~~~


10時半近くになったらお客様をお迎え。
「株式会社WESTホールディングスの神山です。」「藤井です。」「神山様と藤井様ですね。お待ちしておりました。こちらへどうぞ」と言ってご案内。お部屋に通して副社長にお取り継ぎをして、お茶を持っていき商談開始
また自分の仕事に戻ってしばらくすると、


コンコンコン!「失礼しま〜〜〜っす!」ノックがなって、いいよとも言ってないのに入ってきたのは入社2年目の三浦家康くん。実は高校時代の後輩で、少しだけ面識があった。唯一タメで話している社員でもある。
「お疲れ様で〜す!副社長います?」今日も元気だなあ……と思いつつ「いるけど、今お客様がお見えなの。」と答えると「え〜〜〜〜!極秘プロジェクトのこと話しに来たんすけど………分かりました!出直してきます!じゃ!」
と言って行ってしまった。極秘プロジェクトってなんだろう………副社長からは何も聞いてないし………また来る的なこと言ってたからあとで聞いてみようかな?


お昼ころに商談は終わり、お客様をお見送りして電話などを気にしつつお昼ご飯!
午後は副社長は13時半から新規プロジェクトの打ち合わせをして、16時からは会議。私は会議資料と副社長に渡す用の明日の予定表を作成し、時間を見つけて手土産の買い出しに。


18時ころ会議は終わり、副社長が戻られたのですが
「お疲れ様でございました!」『あー………おう』なんだか元気のないような気が……?
『はぁ………』「お疲れですか?今日は早く帰ってお休みになられた方が………」『ん………なあ、このあとあいとる?』「あとは会議などの予定も入っていませんが……」『ちゃうわ!俺やなくてお前や!笑』「え?わ、私ですか!?今夜は特になにも……」『ほなちょっと飲みに行こうや』「副社長とですか!?」『嫌なん?笑』「いえ、そういうわけでは……!」『ほな行こか、副社長命令や』
ということで急遽副社長とご飯に行くことに………


どこに行くんだろう………高級なレストランとか………?と緊張していたら意外にも小さな居酒屋で
『こんなとこ来るの意外やろ?ここなあ、俺の親友が経営してんねん』副社長の親友……?どんな方なんだろうと思いながら先にお店に入った副社長のあとに続いて私もお店に入ると「いらっしゃいませ~~~!」という元気な声

「お〜〜〜!淳太くん!えっ!?!なに!?彼女とか!?」『ちゃうわ!笑 俺の秘書』「初めまして」「うわ〜〜〜!秘書さん!?初めまして桐山照史ですう〜!淳太くんのことよろしくお願いしますね〜!」「はい笑」『照史、とりあえず生ビールと……なに飲む?』「あっじゃあウーロン茶を……」『んじゃ生ビールとウーロン茶と適当につまみ』「はいはーい!ゆっくりしてってな〜!」『……うっさいやろ笑』「いえ、楽しい方ですね笑」『まあな、あいつといる時が1番楽しいわ笑』

仕事以外での副社長の交友関係とかあんまり詳しく知らなかったから居酒屋で親友が働いてるなんて初めて知った………にしても副社長おいしそうにビール飲むなあ笑


で、副部長のお話からしてなぜ今日私は飲みに誘われたのかというと、午後の会議のあとに、社長、いわゆる副社長のお父様から会社のこと、副社長としての仕事や自覚について、そして結婚についてなど様々なお話をされたそうで………しかもお見合いを勧められたらしい。
『俺かてなんも考えてないわけやないねんで~~~?でもな~~~?仕事も結婚も何事にもタイミングってもんがあるやん~~~~!?』さっきからこの調子です。


こんなに酔ってる副社長見たことあったかな……お酒強いほうだし『俺は自分でどのくらいで酔うかとか全部ちゃんと把握してるから』って言ってたしいつもはこんなことないのに………『照史~~~~これもう一杯~~~~』「副社長、明日もお仕事ですのでもうやめておいた方が…」『まだいける!!大丈夫やって!!!自分のことは自分が一番分かってんねん!!』「しかし……」「こ~ら淳太くぅ~~ん?あんまり秘書さんのこと困らせたらアカン!さすがに飲みすぎやで?明日も仕事なんやろ?今日はもうおしまいです!」『え~~~~~』「秘書さんごめんなあ?タクシー呼んだから!」「あっ申し訳ございません!ありがとうございます……!」「ええのええの!さ!淳太くん!帰るで!!」

副社長を抱えほぼ無理やりタクシーに乗せる桐山さん……こんなことできる人そうそういない………頼もしすぎる………
「じゃあ秘書さん、あとはよろしく頼みます~!」」「ありがとうございました!ごちそうさまです!」副社長の家の住所を告げると走り出すタクシー。副社長は隣で今にも寝そうである。



マンションの前まで送り届けるが足元がおぼつかないので体を支えながら結局部屋までついていくことに。何度か来たことがあるが、いつ来ても広いお部屋……家具のセンスが素敵だ。

ソファに座らせて「副社長、着きましたよ?」と声をかける。『ん……う〜〜〜ん………』「お水持ってきますね?」冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを取り出しグラスに入れ中間さんに渡す『はあ………ありがとな』「いえ、大丈夫ですか?」『久々にちょっと飲みすぎた……お前が聞き上手なのがあかん』「ええ!?」『冗談やって〜笑』副社長がいつもよりポワポワしている………気がする。


『あーあ、会社のために親父が勝手に決めた相手と結婚なんて……嫌やなあ………今時古臭いと思わん?』「そうですねえ……副社長にも恋愛をする権利はありますからね」『そうやんな?やっぱお前は俺の味方やな!』「私はいつでも副社長の味方ですから」『あ〜………お前と結婚できたらなあ』「えっ!?」『ふふっ、なんてな?』「お、驚かさないでください!」『………』「ふ、副社長?」『スー……スー………』
ね、寝てる………珍しくあれだけ飲んでたし疲れも溜まってただろうしな……イスの上に置いてあったブランケットをかけて鍵をかけて部屋を出る。ちょっと失礼にあたるかもしれないけど鍵は郵便受けから投げ入れて、メールを入れておこう。


今日の業務はこれにて終了。私も帰路につく。お疲れ様でした____



そして次の日
いつも通りに出勤!
『おはよう』副社長が出勤なさいました。
「おはようございます!」『すまん!!!』「え?」『昨日俺めちゃめちゃ酔っ払ってたやろ!?ぜんっぜん昨日の記憶ないねん………家まで送ってくれたんやろ?ほんっまありがとな?俺なんか変なこと言ったりせんかった!?』「いえ、大丈夫ですよ笑」
と言いつつ、昨日のこと覚えてないんだ………となぜかちょっとショックを受ける私……なんでだろ………?
『あ、』「はい?」『でも家でお前としゃべったことはなんとなーく覚えてんで?』「………!」ニヤリと笑う副社長………ず、ズルすぎる!!!『ほら!今日の予定の確認!』「は、はい!!」



確認も終わり仕事開始!副社長は取引先の元へ外出。私は副社長が留守のあいだに棚の整理を。
でもさっきの副社長はズルかったよな〜………だけど最初に記憶ないって言われてちょっとショックだったのはなんでだろ?まさか私………………?いやいや無い無い!だって上司だし!?しかも副社長だし!?そんなのクビになる………!!
なんて葛藤していると、


コンコンコン!「お疲れ様で〜す!副社長います?」三浦家康くんだ。「今ちょっと外出してるけど………なにか用だった?」「あ、この書類渡しておいてもらっていいすかね!」「はーい、副社長が戻ってきたらちゃんと渡しておくね」「あざっす!てか最近なんかありました?恋とかしてます?」「えっ!?」「いや〜俺そういうの分かっちゃうんすよね〜!当たりっしょ!ね!可愛くなりましたもん!教えてくださいよ!」「な、何もないから!ほら!仕事戻って!!」「ちぇ〜!あ、書類よろしくお願いしますね〜!」「分かったから!」
いきなり恋とか言われて焦った………顔が火照ってる………あ、また極秘プロジェクトについて聞くの忘れちゃった………にしても、家康くん……あなどれない…………!!








という私の未来のお話でした(脳内の)
三浦家康くんで終わるというね
だって家康くん大好きなんだもん!!!!


はあ………検定に向けて勉強しよ………………