好きなものを好きなだけ

君がため 惜しからざりし 命さへ ……

あれは「夢」という名の現実で

2016年12月24・25日
ジャニーズWEST 1stドームコンサート
“24から感謝届けます”
大成功おめでとう〜〜〜〜〜〜〜!!!




私は今回、ジャニーズWESTにたくさんの初めてを捧げました。まず初めてジャニーズWESTのコンサートに行きました。実は大阪に行くのすら初めてで!!もちろん京セラドームも初めて行きました。約13時間におよぶ長時間の移動も初めてでした。それから、ダイレクトに指差しのファンサをもらったのも、銀テを取ったのも初めて!そして、あんなに汗をかくほど踊ったのも、涙が枯れるんじゃないかというほど泣いたのも、喉を潰すほど叫んだのも。ジャニーズWESTは私にたくさんの初めてを経験させてくれました。それはそれはとても幸せなことで!!



私にとって記念すべきジャニーズWEST初コンサート参戦は12月25日の1部公演となりました。始まる前から心臓が口から出るんじゃないかというほど緊張していて、席はスタンドの下段真ん中あたりだったのですが、そこから見渡したときのお客さんの多さと会場の大きさに圧倒されました。
メンバー全員が見たと言っていた「客席が埋まらない夢」25日の1部MCでも望くんが話していて。実際のところ、このコンサートが決まった当初は私もそう思ってた。TwitterのTLには過去に他のグループが初めてドーム公演をした時のことが書かれたツイートが流れてきて。
「客席にシートがかけられていた」「風船で埋められていた」あの時はメンバーだけでなくファンですらも埋まるかどうか不安だったのでは……。TLが「埋まるかな」「ジャニーズWESTなら大丈夫でしょ!」「埋めてあげる!」みたいな感じのツイートで溢れてて、誰もが不安を零しては大丈夫だと自分に言い聞かせるように励ましていた。そんな印象。

なのに、当落の時の思いもしなかった発表。まさかの追加公演決定!!!あの時の私は「目を丸くする」という表現が本当にピッタリだったと思います。驚いた。あんなに埋まるかどうか不安になっていたのに、逆に収まってない状態。

私はドームコンサートが決定して発表された時のメンバーの様子が見たいなあと思ってて、もし今回のが円盤化されるならドキュメントにその発表のところから入っていたらいいな……なんてそれこそ夢のようなことを思ってるんですけど、ぜひ追加公演が決まってそれをメンバーに知らせるところも見たい。客席が埋まらない夢と収まらなかった現実。追加公演決定で、メンバーの不安が払拭されていたらいいな。

当日の客席を見渡しても、シートが覆い被さった席?ないない。演出の小物で埋められた席?ないない。それどころかスタンドの上の上まで埋まってる。天井まで人がいる。始まる前から7色に揺れる星空のような無数のペンライト。その光景だけで私の涙腺は十分に刺激されて。ああ、もうすぐだ、あと5分で始まる、もう少しで始まってしまう、待っていた時間が、あぁあと3分だ、と時計を何度も何度も見て。早く始まってほしい!早く会いたい!という気持ちと、この時間が終わってほしくない、始まらないで、という気持ちの交錯。でも私のそんな脳内渋滞も関係なしに、時間通りに夢のような時間は幕を開けたのでした。



客席が暗転してOP映像が流れて、客席からは大きな歓声と悲鳴。布スクリーンが落ちてメンバーが見えた時「あ、ジャニーズWESTって本当にこの世に存在したんだ」と思いました。マイクを通した生の重岡くんの声を聴いた時はゾクゾクして全身にゾワァッ……と鳥肌がたちました。重岡くんの「せーーーの!!」に合わせて叫ぶええじゃないか〜〜〜〜〜!!の楽しさと言ったら……!
そこからはもうメンバーに身を任せて。ずっとDVDで見ていた画面の向こう側を、ジャニーズWESTのコンサートを、実際に体験しました。メンバーと一緒に歌って踊って叫んで踊って……こんなに踊るコンサート今まであったかな?というくらい踊ったような。楽しくて仕方なかった。大好きな人と一緒に踊れるなんてそんなことあるか?喜びしかないでしょう!幸せでしかないでしょう!!



そしてそれは私に突然訪れました。なんの曲だったかは覚えていません。私は指差してという団扇を持っていました。フロートに乗った淳太くんがスタンドに向かって手を振ったり団扇に応えてたりしているのを私は目で追いかけていて。すると、淳太くんがこっちを向いて、「あ、」と思った時にはもうすでに、私は淳太くんから指差しを頂いていたのです。
「きゃああああああああああ淳太くぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!!」私の悲鳴です。記念すべきジャニーズWESTからもらったファンサ1発目は淳太くんでした。ありがとう淳太くん、絶対に忘れません。


一方自担である重岡くんはというと、ファンサをしてくれるような素振りもなく、むしろ私の前を通る時はほぼほぼアリーナを見ているという状態で。しかし私はドームのステージに立つ重岡くんを見れただけで、同じ空間で呼吸ができているだけで、なんだかただそれだけで幸せで。そんな状態でファンサなんてされたら確実に息の根を止められていたので全然いいのです。そして私はのちに「生きてるだけでファンサ、存在がファンサ」という名言を生むことになります。でもいつかは重岡くんからのファンサが欲しいなと思ったり(我儘)



楽しい時間っていうのは残酷なほどあっという間に過ぎていく。「ラストスパート楽しもうぜー!」なんて煽られた時には「えっもう!?!」と思いました。
散々盛り上がったあとのメンバー1人1人からの挨拶。スポットライトに照らされて話すメンバー。ああ、この7人が大好きだなあと改めて感じながら耳を傾けていました。
最後の曲がAll My Loveはズルい、本当にズルい!泣けと言われてるようなもんだ。

All My Love いまの僕が笑えるのは
So,All My Love あなたがいたから
しんどいことあっても
乗り越えて強くなれた
All My Love 支えてくれて ありがとう

All My Love いま僕が頑張れるのは
So,All My Love あなたがいたから
これからも一緒に 前向いて歩いていこう
All My Love 勇気をくれて ありがとう

そんなのはこっちのセリフで。毎日どれだけジャニーズWESTの楽曲に元気をもらっているか、助けられているか。支えられているのは私の方で。勇気をもらっているのは私の方で。いつもありがとうという気持ちでいっぱいです。


メンバーが捌けると始まったジャニストコール。再び出てきた時のサンタコスしたメンバーの可愛さと言ったら!!!アンコールまで楽しかった!!!泣きながらずっと笑ってたなあ。
しかもスタンドの真ん中まで銀テが落ちてくるなんて思ってなくて。私の真上に降ってきた銀テを掴むと黄色。今回は淳太くんに尽くしてもらったようなそんな気持ちになったけど……淳太くん、私は降りないよっ




そんなこんなで終わった1部から約4時間半後にはオーラスが始まる。
最初のOP映像、演出、1曲目に何を歌うかまで知っていてもなお、なぜ人はあんなにも緊張するのか。そしてオーラスというだけあって会場が熱い熱い熱い!!!客席の熱量が1部とは比べものにならないほどすごい。飲まれたら死んでしまいそうなほどの熱気が会場中を覆っていました。


そして幕を開けた1stドーム公演オーラス。どんどんどんどん駆け抜けていく。セトリは関ジュのコーナーが入った以外変わらないのに1部よりも楽しさは増していて。会場中が笑顔で。無我夢中でした。
なのに楽しい時間には終わりが付き物で。1人1人の挨拶が胸に刺さる。涙がボロボロ流れ落ちて。体中の水分が全部目から流れ出たんじゃないかというほど。
そして最後のAll My Love。数時間前に見ているはずなのに、演出も知っているのにそれでいてもなお、ここでその曲はズルいだろ!と涙が溢れて。スクリーンに流れるメンバーの手書きの文字が切なくて愛おしかった。文字さえもできることなら抱きしめたくなりました。


メンバーが見えなくなって沸き起こるジャニストコール。最後のアンコールの幕開け。「人生は素晴らしい」で神ちゃんが歌詞を変えて歌ってくれた。

残された半分は
みんなを幸せにするためだ

会場中から上がる歓声。神ちゃんのこういうところが好きだ。いつもはおかんと言われるけども心の奥底まで熱い熱い男。最高の神山節でした。


アンコールが終わってメンバーが横一列に並ぶ。重岡くんの言葉。

最高のライブができたと思います!

その一言が聞けただけで胸がいっぱいになりました。初のドームコンサートが彼らの中で「最高」のものになったことが嬉しかった。
メンバーに「みんなが手繋いでるとこ見たいな」と言われて会場中が手を繋ぐ。それを見渡すメンバーの優しい笑顔。「1発で決める」と言う重岡くん。横に並ぶメンバーに頷く。男でした。
目一杯叫ぶ彼らのグループ名。これからもずっと、その名前をたくさんの会場で叫べますように。



これで終わりかと思いきや、場内アナウンスに被せて行われるジャニストコール。再登場して「幸せやなあ」と言うメンバー。「俺はやりたいっす!」「俺も……やりたいっす!」「俺はちょっと……やりたいっす!」「もっとみんなのこと味わいたいっす」と最後まで笑わせてくれる。そして決まった神ちゃんの男気溢れる「行こう」の一言。


その日1番の、会場が割れるくらいの声で叫ぶのは
ええじゃないか〜〜〜〜〜〜!!!
なんでやねん!どないやねん!!ほんまやねん!!!もう完璧なお馴染みの合いの手。メンバーがマイクを客席に向けてくれて大合唱。からのみんなで踊るサビ。1番で終わりかと思いきや2番まで歌ってくれたのは嬉しかった!!こんなにも明るい楽しい曲なのに、この曲が終わったら公演も本当の終わりかと思うと涙腺がゆるんで。切なくて楽しくて、笑顔と涙と幸せが溢れた瞬間でした。


濵ちゃんがセンターに立ち「すごく楽しい時間だった!またこの時間を作りたい」と挨拶をする。みんな立ち上がり「お手を拝借!!」一本締めをして本当に最後の最後。愛と感謝と応援と、その他にもたくさんの想いも込めて手を叩いた時の手のひらの傷みが、これは「夢の世界という名の現実」であることを教えてくれました。

オーラスが終わったあとの私は放心状態で、ジャニーズWESTの曲を聴くだけで泣ける、ふとコンサート中の景色を思い浮かべるだけで泣ける、彼らの言葉を思い出すだけで泣ける、という情緒不安定さ。この記事を書いてる今現在、コンサートから5日が経っていますがいまだに醒めない余韻の波に溺れています。




私は1部・2部ともスタンド席だったのですが、そこから見る客席がとてつもなく綺麗で!!メンバー1人1人の挨拶になればそれぞれのメンバーカラーに、ユニットになれば2色・3色・4色に、7人で歌えば虹色に、誰かが声を掛けなくても次々に煌めきを変えていくペンライトの海。客席からでさえあんなに綺麗だったのだから、会場全てを見渡せるステージに立つメンバーにはどれほど綺麗に見えていたのか。客席を見ては何度も「綺麗やなあ」と言ってくれるメンバー。「一生忘れません」と言ってくれて、あの景色を見せることができて良かったと心の底から思ったのでした。



自分のこの目で7人を見れたこと、この耳で7人の声を聴けたこと、自担である重岡くんを見れたこと、1番好きな曲であるSCARSを聴けたこと、指差しをもらったこと、銀テを取ったこと、かみしげのLovely Xmasを見れたこと、パラパラを踊れたこと、負けへんでbabyのしげしげコールができたこと、(б∀б)ボンボンキュッボンボンキュッボーン!ダイナッマイッ!ができたこと(笑)、メンバーのワチャワチャしてる姿を見れたこと、メンバーと一緒に歌って踊れたこと、「俺たちが!!ジャニーズ!!」\WEST〜〜〜〜〜!!!/の掛け合いができたこと、一本締めができたこと、などなど嬉しかったことを挙げたらキリがないのでやめますけど、やっぱり1番嬉しいのはメンバーがドームのステージに立てたこととその場に居合わせることができたことです。



「ずっと1番近くにいて、泣くな、笑って」と言ってくれた淳太くん。オーラスのAll My Loveでは涙を堪えて歌えなかった優しい優しい濵ちゃん。メンバー1人1人の名前をあげてくれた照史くんの挨拶。ファンへの熱い想いと愛を言葉や替え歌にして伝えてくれた神ちゃん。仕事では流したことがなかったという流星くんの涙。目に涙をためて7WESTという単語に言葉を詰まらせながらJr.時代のことを語ってくれた望くん。

そして、大きなステージに立ちメンバーの中心で輝く、眩しい太陽のような強く赤い光。不動のセンター重岡大毅。私のまぎれもない自担です。いつもファンに笑顔を与えてくれ、その時の想いの丈を素直に自由に言葉にして紡いでくれる。私は重岡くんの放つ言葉が好きなのだといつも思う。オーラスの最後の挨拶を「押忍!」で締めたのは泣きそうになったのを堪えて無理やり挨拶を終わらせたのかな。締め方が彼らしくて愛おしくてやはり好きだった。押忍!の一言だけで私の涙腺のダムは崩壊したのでした。




僕、捧げてきたんで、ジャニーズに。人生も、青春っていう青春も全部。ほかの道なんて存在しなかったし、この世界がなくなることが怖かったんで


重岡くんの10000字インタビューでの言葉。人生も青春も全てをジャニーズに捧げてきた重岡くんが、メンバーに囲まれ、スポットライトに照らされ、ファンから大歓声を浴びながら歌い踊る姿はとても輝いていて大きく見えました。そんな彼を見ているだけで、重岡くんを応援できている今の私はとても幸せ者だと思いました。これからもずっと応援していきたい、あなたの夢を一緒に見ていきたい、一緒に追いかけていきたい、あなたが夢を掴むその瞬間をこの目で見たい。今回のコンサートで確信したこと、私は重岡くんが好きです。アイドルは重岡くんの天職だと思いました。


改めて思うけど、過去なんてどんでもよくて、こうやって7人でいることが当たり前になっている今が、7人で夢に向かって走っている今が、やっぱいちばん幸せなんだなって思うんです。


最後まで7人にこだわったという重岡くんの言葉。7人はドームコンサートという1つの夢を叶え、重岡くんが挨拶で「まだまだ夢は尽きないと思うばかりです」と言っていた通り、また新しく、より大きな夢が生まれて、またその夢に向かって7人で止まることなく走り続けていく。それを同じ歩幅で、同じペースで、1番近くで共に歩んで行って欲しいと言うメンバーたち。それを断る訳がない。
今回初めてジャニーズWESTのコンサートを見たけれど、7人はもちろん完璧ではなかったです。歌詞を間違えたり声が裏返ったり音程が当たってなかったり……でもそれさえも愛しくて。完璧じゃないことがなんだか嬉しかった。歌やダンスだけでなくトークも演技も様々な仕事経験の中でまだまだ成長し続けていて、その成長過程を見ていけることが幸せでたまらないです。例えるならば我が子の成長を見守る親。成長が楽しみで仕方ないです。
「これからもずっと変わらない距離感で」「どのグループよりも近く」今回のコンサートでメンバーがたくさん言ってくれた。淳太くんがオーラスの挨拶で言った「俺たちやったら絶対トップにいけると確信しています」という言葉。私も信じています。ジャニーズWESTはトップにいける、てっぺんを取れること。7人がそこにたどり着くまで私は応援し続けることを今回改めて誓ったのでした。





全然まとまってない長い長い文章ですがジャニーズWESTに対する思いと彼らのコンサートに行った気持ちを文章にするのはこんなにも難しいのかと自分でも頭を抱えています(笑)
だけどジャニーズWESTは本当に最高のグループで、濵ちゃんが言っていた通り、今回のコンサートは「楽しかった」の一言に尽きる!!大阪まで、京セラまで行った甲斐がありました!!!!!


幸せな時間をありがとう




これからのジャニーズWESTにたくさんの笑顔と幸あらんことを